ebayで販売をしているとEC文化が着実に根付いているアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどからのオーダーが8割以上を占めるはずです。(商材にもよりますが。)
しかし、時々聞いたことも無いような国からオーダーが入ることがあります。とりあえず追跡番号付きの方法で送ってみて、トラブル無くお客さんに商品が届けば良いのですが、1回目の発送でトラブルが発生するとさすがにその国は販売対象地域から外したくなるものです。
今回はそんな特定の国への販売・発送を除外する設定をご紹介します。
販売したくない国のブロック設定方法
My ebayのAccountから、Site Preferences ⇒ Exclude shipping locations from your listings のEditをクリック。
Exclude shipping locations画面が出ました。
そして、発送&販売したくない国にチェックマークを入れていきます。
[Hide all countries]をクリックすると、より細かい国が表示されます。
発送不可国を全てチェック終わったらApplyをクリックして終了です。
APO/FPO(空軍郵便局/米国海軍郵便局)については自分も何度か発送経験ありますが、一般的にアメリカに送るよりも1-2週間ほど多くの日数がかかります。発送不可地域に設定する/しないは、それぞれの判断になると思いますが、少なくとも『いつまでに商品は到着するはずです!』という約束を購入者としないことをオススメします。
他のセラーさんを見ても、APO/FPOを発送除外と設定しているセラーさんはそこそこいます。まぁ、軍人さんに『商品届かない!』と言われて根に持たれるのはチョット嫌ですよね(笑)
ブロックのメリット
国別のブロック設定はその国からの閲覧が困難になるため、ebayで販売したいけど代理店などの販売権利問題で特定の国からは自分のリスティングが見らたくないようにする場合に設定することが可能です。
ブロックのデメリット
ebayは国際オンラインオークションとして約190カ国に進出していることが大きなポイントです。しかし、それを10カ国未満に絞ってしまうと出品リサーチ【いつもと違う国からオーダーや問い合わせが来ること】に気付くことができません。
amazonが進出していない国で1つでも多くの商品を販売し、場合によっては常連のお客さんを獲得できれば良いのですが、発送非対応国を増やしてしまうとebayの魅力である多くの国との取り引き経験を見逃すことになります。
ebayの強みは多くの国と商売ができること。ブロック国の設定は、その可能性を狭めてしまうことになります。
ブロック設定国をどうやって決めるか?
そんな…トラブルが起きてから発送不可地域を決めていくのでは、やってらんない‼
という方は【地球の歩き方 国名 郵便】とgoogle検索し、郵便事情が悪いところをブロック候補に設定すると配送トラブル国への販売が避けられる可能性が一気に高まります。
最初のうちは、トラブルがあるとebayでの販売が嫌になりやすいので、地球の歩き方で郵便事情が悪そうな国は発送非対応国に設定しておいた方が良いかもしれません。
しかし、私としてはブロック国の設定はあくまでも最低限にして、多くの国に対して販売できるようにしておくことをオススメします。