ゴールデンウィーク皆さんいかがお過ごしでしょうか…
という言葉は他の方々が多々使っているので木陰に置いといて。
私は来客対応してました。
お相手は、社員100名以上の会社の社長さん。
当日アポでした。
社長「あと3時間位でそっち行けそうなんだけど、行っていい?」
私「!? !!! はいッ!どうぞッ!」
その昔、学生と社長を引き合わせる企画がありまして、
私もいつかは起業してみたいという思いがあったことから、
企画に応募。
付き人のような感じで、社長の会社のイベントスタッフをやったり
社長の出張に同行したりなど、
4-5回ほど社長との時間を共有させていただきました。
それ以後、今回の連絡が来るまで8年ぐらいでしょうか…
再度会える事になりました。
当日は私の地元のシャレオツな喫茶店にご案内。
時間帯も微妙だったので、
店内は私と社長の2人きりでした。
社長は今私が何をしているか知りたかったようで、
私は淡々と現状を説明。
amazonの無在庫輸出の一般的な手法・構造なども説明しました。
社長「へぇー、そんなビジネスがあるんだぁ!なるほどねぇ~。」
社長「でもさ、海外と取引をしてるんでしょ。英語どうしてるの?」
私 「外注・SOHOさんを利用しています。」
その社長も事業を2つ行っていて、1つは貿易に関わる事業。
社長がトップセールスで交渉を行うスタイルです。
そして、一部の商品分野は、ほぼルートを独占しているような状況です。
社長「じゃあ、海外に行って交渉が必要になった場合はどうするの?」
自分「同行してくれそうな通訳さんと、信頼関係を構築しながら交渉していきたいと思います。」
社長「違う・・・違うよ!田舎君。」
私 「???」
社長「相手の外人さんは、君の言葉を聞きたいんだ。」
社長「ゆっくりでも、下手くそでも、相手は君の言葉を聞いて、取り引きするか決めるんだよ。」
社長「直接交渉しないと、相手はきっと君との取引きのテーブルには着かないはずだ。」
社長「だから、英語覚えて!」
話を聞くと、その社長が英語を覚えたのは30歳の時だそう。
アメリカに出張に行き、私の想定してるように通訳を通して
交渉相手と話をしていたそうです。
そうしたところ、通訳が突然「そんなこと言わなくていい」とか言い始めたとの事。
(通訳業務お願いしているのに、そんなこと言わなくていいとか意味不明ですが…)
おやっ?と思った社長は、
たどたどしい英語で交渉相手に話を確認してみたところ、
交渉内容が全く違う方向で伝わっていたとの事!
それに対して社長は物凄い憤りを覚え、
通訳なんか信じられない!英語は自分で覚えてやるッ!!
と決心して必死に英語を覚えたようです。
社長「田舎くん。事業をやっていると相手に迷惑をかける事もあるし
こちらが迷惑被る事もある。そんな時に重要になってくるのが信用だよ。
相手から何か被害を被った時に、
(そんな事知りません。通訳が適当に言っただけです。認識の違いです。)
とか言われたら嫌だろ?だから、外人さんとの重要な交渉は、君が君の言葉ですること。いい?」
私 「・・・はい。」
一時業績が悪化し、親会社に吸収合併されたような時期もあったようですが、
再度創業時の社名に戻し、手堅く業績を上げているようです。
来年は上場して年商50億目指すと言っておられました。
社長が行っている貿易ビジネス(輸入)は、
その分野で一時は参入者が増えたものの、
現在は社長の会社ともう一社の2社しか存在しないことが自慢。
生き残っている秘訣は、人脈による強固なパイプ構築していること。
やはり、改めて人脈なんだと実感です。
ビジネス自体のお話も、とても楽しそうに話されていました。
さて、私がなぜこの社長とお会いできたのか?
答えは手紙です。
会社設立時に社長宛てに挨拶文を送りました。
挨拶文を送って今回の連絡が来るまで4ヶ月かかりましたが、
社長はずっと「連絡しなきゃなぁ~」と思っていたようです。
ちなみに私は字が下手で、字の綺麗さは「下の上」ぐらい。
それでも、手書きで挨拶文を送りたいと思い、
何度か書き直しつつも、
手書きの挨拶状を社長に送りました。
20代の若い方で、何千万と稼がれている方はいます。
それでも、世界や日本の長者番付で世の中を回しているのは、
50代以降の方の方が多い。
その50代以降の方に、
シンプルにメッセージを届けられるのは手紙です。
利用しているペンは、蔦屋で購入したコレ↓
先端は油性マジック極細が万年筆ように加工されたような感じ。
紙に字を書くと少しザラつきを感じます。しかし、マジックのような先端なので、
カッターで自分好みの文字太さに加工出来るの事が特徴。
好みの文字太さに加工出来たら、
字が下手な人が書いても、
味っぽい字になるのが特徴です。
便箋セット+お好みのペンは、1000円もあれば事足りはず。
数万円の情報商材も購入も否定はしませんが
1500円程度の書籍を数冊読むことや、
使い安い便箋+文房具のセットの購入も費用対効果はとても高いと思います。
仕入れ先の会社や提携企業の方、
お世話になった方に手紙を書いてみるのはいかがでしょうか?
少なくともマナーさえ守って手紙を書けば、悪い方向には進まないと思います。
最後、少しアフィリっぽいブログになってしまいましたが、
次からまたebayのブログ書くつもりです。
1つでも人脈は大切に。
今日も長文ブログの閲覧ありがとうございました。