毎度なので、ご無沙汰の挨拶は省略!
結局ブログの更新が12月になってしまいましたが、11月は中国に行って来ました。
訪中した目的は、お付き合いがある美容室のオーナーさんと、ウチの銀行担当者が以前から中国(特に深セン地方)に行ってみたいから、という理由が1つ。もう1つの理由が、自分のOEM製品の製造工場担当者が変わったためです。
商品を売りすぎてクビになる!?
10月中旬、いつもの仕入先工場に注文を入れてから1週間後、工場の営業担当者から、『会社を離れる事になったので・・・新しい担当者を紹介します!』とWe chatに連絡がありました。
その工場担当者は結構優秀だったので、”独立したのかな?”と思っていたのですが、新しくウチの担当者になられた方に聞くと『彼は商品を売り過ぎて・・・クビになった。』と言っています。
どうやら、中国では給料が歩合制のようで、毎月何万個という商品を欧米に出荷していると、前任担当者の給料が200万円近くなってしまうそうです。
そこで、中国工場の社長としては、『給料多すぎて困る!・・・辞めていただけないだろうか?』と話を切り出し、私の以前の担当に退職を促したようです。
日本の営業担当者であれば、固定給+歩合給で結構手取りは多くなるものの、それでも毎月100万を超える給料はなかなか支払われないと思います。きっと、『君はウチの会社のエースだ!これからも頼むよ!』と期待を込めた一言と共に、給料をある一定で据え置き、ずっと雇い続けるのではないでしょうか?
中国の雇い主・雇われ側共に約束が守れなくなったら契約を解除する。非情と言えば非情ですが、はっきりしていて良いようにも感じます。
以前、日本で暮らす中国人の奥さんが話していたですが、『日本は中国より平等だと思っていたけど、男性と女性で給料が違ってびっくりした!やってる仕事量一緒でしょ??全然公平じゃない。。』という言葉を思い出しました。
日本は情で取り引きが進んで行く部分もありますが、これからどんどん国際化していく中で雇用契約時の約束はしっかり守るようにした方が良いようにも感じます。。
余談長くなりました!
ここからWe chat payの内容
話を戻して、11月に中国の深セン・東莞・広州と行ってきた訳ですが、初めてWe chat payでの支払いをしてみたところ、これが本当にラクでした!
飲食店でWe chat pay。
虎門や深センの問屋街でもWe chat pay。
ガイドしてくれた方にもWe chat pay。
お店側のQRコードを読み取り → 支払額を入力して支払を実行 → お店の人に見せる。
もはやお金が減っている感覚が無くなり、買い過ぎてしまう事が悩みの種です。一緒に行った美容室のオーナーも、コート類などを爆買い状態で私のキャリーケースを貸すという事態になりました(^^;)
服・カバンなどが好きな方にとっては虎門などの買い物観光は本当に楽しく感じると思います。一緒に行かれた銀行担当者も『日本人向けのお買い物ツアーでも副業で作ろうかな?』という事をおっしゃっていました(笑)
そして、海外から帰って来た時に困ることが外貨現金です。
毎月中国に行っているような方であれば、サイフに中国元が入っていても困らないと思いますが、年に1-3回程度中国に行くような自分であれば、あまり手元に中国の現金が残っていても困るものです。
中国でも現金は普通に利用できますが、Wechat payの支払いに慣れてしまうと、Wechat payで支払いたいと思うようになってくるものです。
そこで役立ってくる装置が首都圏や国際便がある空港にあるPocetchange!
Pocetchangeレートは、初めて利用レシートを見ると、28元入れて24.64元wechatにチャージできたので、換金率は88%とペイパル並みに盛大なレートではありました。が、それでも今後あまり活躍が少ないであろう外貨現金を自分の必要とする電子マネーに換金できることは結構嬉しいもの^^
手順としては、
- 交換先のサービスを指定する(wechat payの場合は中国)
- 硬貨やお札を投入。
- レシートが出てくるので、それをスマートフォンに読み込ませる。
という感じです。
コインから紙幣まで、結構自由な角度で受け入れてくれます。
※くしゃくしゃの0.5元はキレイに延ばしても受け付けてくれませんでした(´;ω;`)
仕様上ebayの注文をWechat払いで支払ったことにもできる
さて、ebayでは支払い済みマークをクリックすることで支払いを受け取ることができます。中国からはアクセス制限が入っているようなので、基本的にebayでは中国からの注文はほとんど無いのですが、それでもVPNを利用してebayで注文されるお客さんもいます。
最初のebay上の注文に対してはペイパル払いとなりますが、商品を発送する際に自分のWechat QRコードを入れておけば、お客さんが荷物を受け取った後で【直接お客さんから商品の注文の要求 → wechat pay 受け取り】という事も可能です。(もちろんダイレクトにクレームが来る可能性もありw)
上記の形に繋げることができれば、ebay手数料なく取り引きを進める事ができるので、高単価な物を連続で買ってくれそうなお客さんに対してはかなり有効な手法です。
これから、Line PayやPayPayが日本でも急速に普及してくると思うので、メルカリでも発送する商品に自分LINE QRコードを入れておく ⇒ お客さんが気に入ったら友達登録してもらい、直接連絡しながらLINEで支払いをするようなC to C取り引きが加速する時代になってくるような気がします。(通報機能ができそうな気もしますがw)
長くなりましたが、QRコード決済は中国がものすごく進化しており、その様子を中国では目の当たりにすることができます。QRコード決済に不安を感じている人は、ぜひ中国に行ってみることをオススメします!
※ We chat payに関する情報を調べると、多額の送金を行ったり、急に中国人以外のユーザーは使えなくなる事もあるようなので、チャージのしすぎにはご注意を!
このクーポンコードを入れるとポケットチェンジのレートが良くなります。
プロモーションコード : 9901595