ebayで販売をしてると突然届く理不尽なメール。返品要求リターンリクエスト。
ある日突然、【Return requested : 商品名(バイヤーさんが商品返品したいと言って来ましたよー】みたいなメールが届きます。
自分のebayにログインして返品要求されている商品をクリックすると、下記のような4つの選択肢を迫られます。
- Accept the returm (返品を受け入れる)
- Refund the buyer (返金する)
- Offer a partial refund (部分的な返金)
- Send a message (メッセージを送る)
2番は相手に荷物も届いているのに返金するという、セラーにとって1mmもメリットの無い選択肢となります。
3番の部分的返金は、届いた荷物の中身が壊れていて(ガンプラのパッケージ破れてたとか。)バイヤーさんが大変残念に思っているところを部分的な返金でご容赦してもらう形になります。
しかし、基本的には返品要求を求めて申請して来ているので、1番の返金をする形になると思います。
さて、田舎でebayはどうしてるのか?
私の場合は一番下のSend a messageを選び、最初にゴタゴタしたメッセージをバイヤーさんに対して送っています。
「返品ご希望ですか?返品される場合は追跡番号を持つ方法でご発送ください。また、発送される際は厳重な梱包で発送してください。もし当方販売時と返品された物のコンディションが異なる場合、全額返金出来ない場合がございます。また、出荷後は追跡番号を当方へお知らせください。商品が到着し、こちらでコンディション状態が確認出来ましたら返金させていただきます。」
↑英文にすると結構長文。
うわ!?何このセラー面倒臭そう…
なイメージを与えるようにしています。それでも送り返して来る場合がほとんどです。(そもそも、サイズや注意書きをよく読まずに購入したセラーなので、しっかり読んでいない可能性も高いです…。)
一応、このようなメッセージを送っておく事で、破損した状態で商品が返って来てもebayやpaypalに対してアピール出来ますし、ダメージの付いた物が返って来た事を理由に一部返金も可能です。まずは、こちらの防衛を張るために、返品に対する条件を伝えておきましょう。
さて、メッセージでこちらの多くの要件を伝えた後で、結局は返品後の返金という形で進む事になりました。1番を選択すると以下のようなイメージに進むと思います。
この状態になり、バイヤーさんがこの返品ステータスに追跡番号を入力すれば、②のItem shippedとなりますが、一向にItem shippedにならない事もあります。
「あれ?返品やめたのかな??」
と思った2週間後、突然、追跡番号無しのエアメールでポン!と商品が返って来ることもあります。この場合、相手は追跡番号無しの方法で発送して来ているので、「返品物が届きませんよ。」として、返金の拒否や、返金を先延ばしにすることもできます。
しかし、相手は返品を進めるだけの行動力のあるバイヤーなので、後々ネガティブフィードバックなどを付けて来たり、再交渉が必要になる可能性は高いです。ネチネチしたバイヤーとの交渉は時間の無駄。返品物が届いたら返金処理をスムーズに進める事をオススメします。
さて、アメリカ在住の外注さんによると、ちょっとタグが外せそうなドレスが販売されている場合、パーティー前に購入し、1度パーティーで着た後で「実際に来て歩き回ったら、肩周りのサイズが合わなかった」とか理由をつけて返品に来る人が結構いるようです。
アパレルを扱う大手チェーン店の返品コーナーはいつも列が出来るとか・・・。
欧米の返品文化、困ったものですね。一応、アクセサリー・アパレル系はこのようなデメリットが発生する事を頭に入れておきましょう。しかし、返品されるような商品は基本的に1度売れた商品力の高い商品なので、再出品してもすぐ売れる傾向にあります。
返品はチョット値下げすると売れて行くので、返品を恐れず販売していきましょう!